ミスコミュニケーションに繋がる「思い込み」

 


私が円滑なコミュニケーションをはかるために大切にしていることの一つ、それは、自分の目で事実を見ることです。

 

どの側面から人や物事を見るかで、思い込みに繋がってしまうかもしれないためです。

 

先日、娘に対して遊びの一環で、「これはフライパンだよ~~、こっちは鍋^^」と、台所用品について教えていました。

 

これは「おたま」だよ、と見せていると、じ~~っと目を離さずに見ていました。

 

娘の顔が、おたまに写っていたのでした。

 

「お!〇〇ちゃん、いたね~~」と、何気なくおたまを裏返してみると、今度は上下さかさまに写った娘の顔。

 

おたまや、スプーンなどは、表から見るか、裏から見るかで上下さかさまに写って、見え方が大きく変わります。

 

なんとなく、知ってはいたけど、改めて見て不思議だなぁと思いながら、娘と共にまじまじと見ていました。

 

 

 はっ!これってコミュニケーションでもあり得ることかも、、

 

人をどの側面から見るのか次第で、感じ方は変わります。

 

例えば、Aさん、Bさん、Cさんという人達がいたとします。

 

Bさん、Cさんから見たAさん、それぞれ人によって、Aさんに対しての感じ方は変わるのかもしれません。

 

Bさんは、Aさんのことを正義感があって、頼れる人だと感じている。

 

一方で、Cさんは、Aさんのことを威圧感があって、苦手な人と感じている。

 

事実は、Aさんという人がいる、ということだけです。

 

人や物事をどの側面からみるのかによって、見え方が変わります。

 

私はそのまんま事実を見る人で在りたいと思っています。

 

私が営業の仕事をしているときに、噂が耳に入ってくることがありました。

 

「Aさんは、〇〇だよね(〇〇らしい)」など。。これは「Aさんって、そうなんだ」という、思い込みに繋がりかねません。

 

Aさんがいる、ということだけのはずなのに、「Aさんは、〇〇だよね(〇〇らしい)」という思い込みの目になる危険性があります。

 

円滑なコミュニケーションをはかるためには、噂に惑わされずに、自分の目で事実を見ることが大切だと、私は思います。

 

おたまは、おたま。Aさんは、Aさん。

 

見え方は、人の数ほどありますが、事実を見ることを意識することによって、あたたかなコミュニケーションに繋がるのかもしれません。