私は、以前自分を人見知りだと思っていたことがありました。
しかし、心理学を学ぶ中で、ある事に気づいてからは、人と会う事が楽しくなっています。
ある事とは、人見知りは思い込みだという事と、もうひとつは自分を人見知りにしているのは自分自身なんだという事です。
心理学を学ぶ中で、この二つの事に気づかせて頂きました。
「初対面の人と会うとドキドキするし、うまく話せないな、、私は人見知りなんだ」
人見知りと自分で思っている人が良く言う言葉です。
私も過去は、口癖のように言ってたっけなぁ。
しかし、ここには事実ではない事がいくつか隠れています。
まず一つ目は、初対面の人と会うとドキドキする事が悪い事のように思う思い込み。
初対面の人と会うとドキドキするのは悪い事でしょうか?
違いますよね。
だれでも初対面の人と会うと緊張はするものです。
逆に緊張感がなく、ずけずけと初対面の人の懐・パーソナルスペースに入るのは、健全なコミュニケーション力とは言えないのではないでしょうか?
二つ目は、上手く話せない、の「上手く」は、誰の評価なのか、ということです。
「上手く話せた」「今日は話せなかった、、」という評価をしているのは、自分自身なんですよね。
自分は、今日は話せなかった、と思っていても、相手の方はそんなことは思っていないかもしれません。
最後の一つは、自分を人見知りにしているのは、自分自身なんだという事です。
私自身を振り返ってみても、誰かから「人見知りだよね」と言われた覚えはありませんでした。
人見知り、ということ自体は、悪いことでも何でもないと思います。
ただ、「私は人見知りなんだ」という思い込みをしていることで、力が入って、余計に緊張して、落ち込む、ということが少なくありません。
私がまさにそうでした。
例えば、仕事での歓送迎会など初対面の人が多い飲み会で、「人見知り克服しなきゃ」と意気込んで参加すると、空回りしてしまうということが多くありました。
力が入ってたんだなぁって今なら分かります。
今は、あー、緊張するなー、初対面なんだから緊張もするよね、と、そのまんま受け容れています。
そうすると、すごく話しが盛り上がるとかではないけれど、緊張しながらもリラックス(ん?伝わってますか?でも、本当にこんな感じ( *´艸`))しているのを感じて、嬉しくなりました。
「人見知り」が思い込みだったという事に気付いてからは余計な力が抜けて、コミュニケーションを楽しむことが出来ています。
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